エロゲー・エロアプリを遊ぶのは男性だけ?
概要
男性がプレイするものというイメージが強いエロゲー・エロアプリですが、最近では女性でもエロゲーをプレイするみたいですね。
女性がエロゲーを遊ぶ理由に「女の子が可愛いゲームを追い求めたらエロゲーだった」「兄が持っていたから」などあるみたいです。
嘘は本当かはともかく、色々な意見を見ていると女性ユーザーは「エロ」よりも「ストーリー性」を好む傾向にあるようです。
なぜエロゲーをプレイするのか?
女性に人気があるのはストーリー性の強い「泣きゲー」や「燃えゲー」が比較的人気みたいですね。「かわいい女の子が好き」とか「ストーリーが好き」など、男性がエロゲー・エロアプリをプレイする時の気持ちとなんら変わらないようです。
そもそも家庭用ゲーム機に移植されているエロゲーの殆どがエッチシーンが無ければ普通の恋愛ADVです。
「エロゲーと遊ぶ」というよりは「ギャルゲーを遊ぶ」という感覚なのでしょう。
エロゲ声優の中にはエロゲーが好きで声優になった人もいる位ですから、普通に楽しんでいるみたいですね。
最近、過激になっていると言われる少女漫画やレディースコミックも、ゲーム化する場合、エロ要素があればエロゲーになってもおかしくない訳で。
男性向けのエロ要素に女性がキツいと感じるかどうかというだけなので、レディースコミックや少女マンガを読んでた女性の興味対象がエロゲーに移っただけなんですね。
カップリングを楽しむ
では、女性ユーザーはエロ要素をメインで楽しんでいるかというと、それ以外にも主人公とヒロインのカップリングを楽しむというのもあるようです。確かに友達との恋愛話に花を咲かせる女性は多く、エロゲーもそのひとつになるようです。
つまり、男主人公の視点で見るのではなく、第三者・神のような視点で事の成り行きを見守るような感じでストーリーを進めていくという意見もありました。
RPGでもカップリングシステムのある作品が出ているので、カップリングの楽しさはなんとなく分かる人もいるのではないでしょうか?
どんな作品が人気?
概要に書いた通り「ストーリー性」を好むだけあってkey(キー)の「kanon」「Air」などの泣きゲーが定番のようです。他にもNitroplus(ニトロプラス)の「デモンベイン」やアリスソフトの「ランス」シリーズも好評です。
「燃えゲー」というのは男女問わず人気のようです。
私も「Fate/stay night」が好きで、最近では「Fate/ZERO」のアニメ効果もあり、女性への認知度も上がりました。
好きなコンテンツを話題にできるユーザーが増えるというのは嬉しいことです。
女性向けなので当たり前ですが、逆ハーレムの「乙女ゲーム」や「BL(ボーイズラブ)」も人気ですね。
最近では男性も女性向けの作品をプレイする人が増えているのも面白い現象です。
声優ファンも多い
男性ユーザーは、この声優が出ているから買うという人はあまりいないのではないでしょうか?どちらかというとブランドや原画・キャラデザを重視しており、エロゲーを遊びなれた人になるとシナリオライターなどにも関心をもつ人が多いです。
一方、女性ユーザーは乙女ゲー・BLゲーなどで定着した声優ファンが多く存在し、この男性声優が出ているなら試しにプレイしてみようという人が多くいる印象を受けます。
声優業界は女性が多いので、乙女ゲー・BLゲーに出演する男性声優は片寄りがちなのも女性ユーザーに男性声優ファンが多い理由なのかもしれません。
要するにファンが分散するか、一ヶ所に集中するかの違いだと思います。
女性向けエロアプリの配信
今やエロアプリの一大プラットフォームとして確立したDMM.com。ここ最近では全年齢の女性向けアプリは充実してきており、DMM側も需要があることを認識しているようです。
女性向けエロアプリは基本的にストーリー性のあるノベル系が充実しており、「刀剣乱舞-ONLINE-」をはじめとしたゲーム性のある作品は全年齢向けに配信されています。
男性向けのエロゲー・エロアプリの方はこれまでと変わらず、普段から男性向け作品をプレイする女性ユーザーは少ないため、余計な気使いをする必要もないのでこれまで通りのものが配信されていくでしょう。
DMM.comでは女性向け作品が充実してきており、Mobage(モバゲー)やGREE(グリー)でも女性向け作品が増えてきています。
まとめ
最近はハードの高性能化に伴ない、PC版からエロゲーを家庭用に移植されることは少なくなってきました。なので、女性がPC版のエロゲーに興味が出るのは自然な流れだったのでしょう。
人気のエロゲー原画家やエロ漫画家など二次作品を制作する場で活躍する女性は意外と多いみたいですね。
内容も男性が書いたものより艶があってエロかったりするので、”女性の方が男性よりもエロい”というのもあながち間違ってないのかも知れません。
嫌々仕事をしているのであれば、あんなにエロくは描けないでしょう。
女性が考案した“女性向けのアダルトグッズ”も増えてきましたし、女性が活躍する場はアダルトコンテンツでも広がっていきそうです。
余談
私は「BL」を「百合」と同じように恋愛ものだと思っているのでわざわざ「腐女子が~」と批判はしません。陵辱系や触手系など、性癖が絡めば誰だって趣味に合わないもののひとつやふたつあります。
普通に楽しんでいる女性のオタクを「腐女子」と言う方がいますが「BL」に興味の無い女性まで一括りにするのは感心しません。
「百合」に興味の無い男性オタクがいるように「BL」に興味の無い女性だっているのですから。
同属嫌悪というものなのでしょうかね?
批判に限らず、ネットで簡単に発言できる時代だからこそ、一度よく考えてから発言をしたいものです。
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