Google Playにエロアプリが無いのはなぜか?
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概要
現在、Google Playでは”DMM.com”や”にじよめ”などにあるエロアプリ・エロゲーといわれるポルノゲームが削除されています。
最近では「ロリ」に関する規制も行われ話題になったGoogle。
2014年3月にはGoogle Playの開発ポリシーの更新に伴い、Androidアプリの広告・課金に関する条項が改定されました。
今は美少女キャラのパンツが見えるだけでも削除の対象になっています。
なぜ最近になって、急にここまでポルノ規制を強めたのでしょうか?
不正なアプリ
調べていくと、どうやら不正な通知や、ユーザーの操作なしでGoogle Playにリダイレクトして、別アプリのダウンロードを誘導するアプリが多くあったようです。Google Play以外のところでもスマートフォン向けのワンクリック詐欺や広告詐欺も増えているみたいです。
特に問題になったのが“出会い系アプリ”です。
インストールすると多数の広告を表示し、スマホ本体にウイルスを侵入させたり、ワンクリック詐欺やウイルスのあるアダルトサイトに勝手に接続するといったものが多く、多数の被害が報告されていました。
昔からエロサイトをネットで漁ることに慣れた好奇心旺盛な男性は騙されないでしょうが、スマートフォンが普及してきて、ワンクリック詐欺に騙される一般ユーザーも増えてきたのでしょう。
しかも、それを配信している場所が公式のGoogle Playなのですからスマホユーザーは安全なアプリだと思ってしまうのでしょうね。
Google Playもそういった不正なアプリは即日削除という対応をしてたみたいですが、別アカウントで直ぐに投稿されるなど完全にイタチゴッコの状態だったようです。
信用というのは商売において重要なものですから、Google自身の信用が無くなる位ならいっそ…という感じなのかも知れません。
団体による圧力?
広告掲載方針の変更もされ、Googleに許可を貰っていた広告主も困惑したとのこと。全米屈指の反ポルノ団体の「モラリティ・イン・メディア」とGoogleとの間でポルノ広告に関する内容を何度も協議されていたようです。
教育関係者や女性の権利擁護団体はこの方針の変更を支持しています。
おそらくGoogle側が折れたのでしょう。
その関係でアプリも削除されていったのではないでしょうか?
コンテンツレーティングシステムの導入
2015年3月17日(現地時間)に、Googleスタッフによるアプリの公開前審査を行う仕組みとして、「コンテンツレーティングシステム」の導入を発表しました。5月から導入されたこのシステムは、地域ごとに異なるレーティングをそれぞれの地域に応じたものに合わせ、アプリのレーティングを簡単に伝えるシステムです。
これにより、コンテンツに適したユーザーをターゲットに対して表示されやすくするといったことができます。
アプリ開発者は、このレーティングシステムへの参加と遵守が義務となっており、アンケートに回答する必要があります。
アンケートに回答せず放置すると、「レーティングなし」となり、削除対象に。
また、アプリの配信・アップデート申請時にレーティングと削除の確認が入り、Google側が規約に違反しているとみなした場合は削除されます。
性的表現のある・なし関わらず、今までは大丈夫だったアプリも削除される可能性が高まり、アプリ開発者にかかる負担は増える一方です。
とはいえ、“健全な市場”を作るためには仕方ないことなのかも知れませんね。
微エロは大丈夫?
エロに関するものは全て削除されるのかといとそうでもないようです。ゲームアプリなどのソーシャルゲームや電子書籍などに含まれている直接的な性表現ではない、いわゆる微エロといったもので対象年齢が適正であれば削除されにくい傾向にあるようです。
他にも下着や水着であれば削除されにくく、Google Playに残っていることが多々あります。
とはいえ、GooglePlay側が「露骨な性表現を含むコンテンツ」と見なした場合はそれらも削除されてしまいます。
なので、微エロ系のアプリでも大丈夫とは言えないようです。
アップルのApp Storeでは下着や水着を身に付けたモデルが写っているカタログアプリですら削除されやすいので、そういった意味では比較的規制は緩い方なのではないでしょうか。
一時はGoogle Play、App Storeともに一斉にエロアプリは削除されましたが、流石に反発が強かったのか最近では下着カタログや水着程度なら配信されるこも増えてきました。
Google Play以外のストア
Android端末の特徴のひとつにGoogle Play以外のストア(マーケット)のアプリをインストールすることが容易に可能なことが挙げられます。そのため、アプリ開発者たちは自らでストアの運営も可能になり、自由にアプリの配布・販売ができます。
当然、こういったストアの利用はリスクが高く、ウイルスを仕込んだアプリを配布と称して公開している人もいます。
なので、Google Play以外のストアを利用する際は特に注意が必要です。
エロアプリをインストールする
Google Playではエロアプリは削除対象になりますが、先に述べたようにAndroid端末はGoogle Play以外のストアからもアプリをインストールできます。Google Play以外でのアプリのインストールはリスクもありますが、企業が公式で配布・販売しているエロアプリであればリスクはかなり低くなります。
例えば、DMM.18やにじよめ、HBOX.JPがあります。
AVもSOFT DEMAND、SOKMILなどがあり、認知度も高く、何か不具合があった時のサポートも安心です。
とはいえ、Google Play以外で配布・販売しているアプリはGoogleが審査を行っていないので、問題が発生した時などの返金対応などはアプリの配信社と行う必要があるため、自己責任でインストールする必要があります。
下記のページではエロアプリ取り扱いサイトをまとめているので、自己責任でインストールして下さい。
エロアプリ取り扱いサイトまとめ
まとめ
昔からエロ関係には詐欺は付きものでしたが、それがあまりにも広がると規制されるのも仕方ないと思います。詐欺なんて無い方が良いですからね。
最近のGoogleは“公平・健全”を売りにしているのでエロに関する規制が更に強くなる可能性は十分にあります。
一時期は調べ物をすると”まとめブログ・まとめサイト”ばかりが上位に来て検索の邪魔になっていました。
それを考えると公正さや検索エンジン機能も向上していると思います。
スマホはPCと比べると性能はまだまだ低いですが、個人情報の詰まった小さなPCと言えるものなので、アプリをインストールする際は危険かどうか調べる癖を付けたいですね。
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