冬馬小次郎の探偵FILE2 ~聖黒樺学園殺人事件~
このページの目次
冬馬小次郎再び…
『オペラ座の怪人』殺人事件から数ヶ月後……
あの事件から月日が経つが主人公、冬馬 小次郎の生活は劇的な変化もなく、幼馴染の夏木瀬 陽子とゆうゆうきままな探偵事務所を営んでいる。
そんなある日、陽子の学生時代の先輩である弥生の相談事を聞くことになる。
弥生から話を聞くと黒雪姫と名乗る人物から
「白雪姫を守る7人の小人に地獄の毒りんごを……黒雪姫」
最初は学園関係者もイタズラだと思っていたが、その脅迫状が届いた翌週に黒く塗られたりんごを片手に死亡している黒樺学園の学生が発見される。
それがあの忌まわしい連続殺人の幕開けになるのだった…
配信期間:2015年12月1日~12月31日まで。
ストーリー・世界観
個人で探偵業を営んでいる冬馬 小次郎は、助手の夏木瀬 陽子とある学園に赴いていた。一ヶ月も依頼もなく、暇を持て余していると小太りの中年男性が事務所にやって来た。
男は聖黒樺学園の学園長で、ある1枚の紙が送られて来たというのだ。
「白雪姫を守る7人の小人に地獄の毒りんごを……黒雪姫」
と書かれており、瞬時に小次郎は脅迫状と理解する。
学園長には心当たりが無く、調査して欲しいという依頼だった。
直感的に厄介事になると思った小次郎は断ろうとすると、陽子が引き受けてしまい、渋々調査することに。
学園では改めて学園長に依頼内容を聞き、早速調査に乗り出すも特に成果は得られずいた頃に事件は起きる。
黒く塗られたりんごを片手に死亡している学園の生徒が発見されたのだ。
この事件を切っ掛けに、学園では次々と死亡事件が発生してしまうのだった…。
システム
ADV形式で進行するノベルゲームで、PCとスマホの両方でプレイできます。
画面下には各種メニューが表示されています。
【SKIP】ボタンを押すとテキストの早送りができ、もう一度押すことで停止します。
メニューは左から順に【ホーム】、【セーブ】、【ロード】、【設定】、【テキストON/OFF】となっています。
【ホーム】ボタンを押すとタイトル画面に戻ります。
【セーブ】では、進行中のシナリオデータを8つまで保存でき、何度でも上書き保存ができます。
【ロード】で保存したデータを読み込み、続きからプレイできます。
【設定】ボタンでは、ボイス・SE・BGMのON/OFFが切り替えられます。
シナリオを進めていくと時折、【選択肢】が出ることがあり、選んだ選択肢によってシナリオも変化していきます。
タイトル画面では、今までに見たCGとHシーンを鑑賞することができます。
ヒロイン
夏木瀬 陽子(なつきせ ようこ)
冬馬探偵事務所で助手を勤めている主人公・小次郎の幼なじみ。胸が大きく、いつも小次郎にいじられている。
明るい性格で、人を疑うことを知らないため、よく訪問販売で無駄な物を買ってしまう。
また、精神年齢が低いからか子供に懐かれやすい。
冬馬 澪奈(とうま れいな)
聖白雪女学園に通う小次郎の妹。学園では成績優秀で、クールで知的なところから”青の姫”と呼ばれて後輩からは慕われている。
自宅に帰らない小次郎に会うため、学園の帰りには必ず事務所に寄るのが習慣。
血の繋がりはなく、小次郎と二人きりの時は静かに甘えるが、陽子のことをライバルだと思っており、自分の胸がないのを気にしている。
仁科 里佳子(にしな りかこ)
聖黒樺学園の一年生。広く浅くがモットーで好奇心旺盛だが、同時に飽き性でもある。
学園では「なぜこの学園に入れたのか?」と疑問視されており、学園7不思議の一つにまでなっている。
5人兄妹の長女で、面倒見の良い一面もある。
藤堂 耶子(とうどう やこ)
聖黒樺学園の三年生で生徒会の会長。剣道部に所属しており、腕前は県大会で優勝するほどの実力者。
規律に厳しく、不良に険悪感を抱いている。
今回の依頼人でもあるが風紀が乱れることを考えると、あまり乗り気ではない様子。
三浦 弥生(みうら やよい)
陽子の学生時代の先輩であり黒樺学園の英語教師。教師の資格をとったばかりの新米で、夢である母校の黒樺学園の教師になった。
学生気分があまり抜けきれていないものの、生徒からは親しみやすいおちゃめな教師として好評。
スクリーンショット
課金要素
無しテンポ・ボリューム
ヒロイン5人に対して、Hシーンは1人につき3つあります。全体的にチグハグで、テンポの良し悪しだけでは語れない内容になっています。
総評
エロゲとしては珍しいミステリー作品です。個人事務所を開いて探偵業を営んでいる主人公・小次郎が難事件を解決していくシリーズの2作目になります。
ミステリー作品なので、男性キャラも普通に出てきます。
一応前作を未プレイの人でもストーリー自体は単体でも楽しめるようにはなっています。
が、ミステリーとしてはお粗末な内容で、つじつまを合わせないと成立しない殺人が、あたかも緻密に練られていたように無理やり構成しています。
セリフもなぜかボイスとテキストで違うところや誤字があり、既に話したはずの内容を「まだ話していなかったな」と話しを切り出したりしてきます。
そしてプレイ後は”黒雪姫”とはなんだったのか?と思わず考えてしまうでしょう。
あと主人公は推理しません、チ○コ要員です。
推理シーンなどはハッキリ言って読むだけ無駄なので、さっさとスキップして、Hシーンだけ楽しみましょう。
Hシーンは似た構図があったりするのが気になるものの、ボイス付きで楽しむことができます。
ツッコミどころ満載で、「制作管理などがしっかりできていないと、”こんな作品”になるよ」という例を体現しています。
事前にむちゃくちゃな構成、話がチグハグなこと知っている状態であればギャグ作品として楽しめるかもしれません。
有料・無料
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