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現存するエロゲー雑誌まとめ

現存するエロゲー雑誌まとめ

星評価なし
(まとめ記事:)


概要

少し前に話題になっていた「パソコンパラダイス」の休刊、そして2015年6月26日の復刊。

PCエロゲーを遊ぶユーザーなら一度はエロゲー雑誌を読んだことがあるのではないでしょうか?
PCを中々持てない時代にエロ本代わりに購入していた人もいるでしょう。

一時期は今よりも多くのエロゲー雑誌が刊行されていました。

そこで、今回は現在刊行されているエロゲー雑誌をまとめてみました。

パソコンパラダイス

「パソコンパラダイス」通称パソパラは日本初のアダルトゲーム専門誌として1991年7月に創刊されました。
その後の類似誌が続々と創刊されました。

ゲーム紹介記事を中心に構成されており、エロゲのシーン紹介ではモザイク処理の上に「お宝マーク」があることでも有名でした。
いつの間にか「お宝マーク」が廃止され、「18禁マーク」に変わってましたが…。

また、「読者参加型ゲーム」を掲載していることでも有名でした。
読者参加型ゲームとは、読者がハガキにイラストや設定などを記入して、雑誌に応募することで簡単に参加できるゲームです。

パソパラの場合は「キャラクター登録型」と言われる形式を中心に連載されていました。
最近では「人気投票型」と言われる製作側が用意した数人のキャラクターの行動を読者の投稿数で決めるものが主流みたいですね。

2008年4月号から編集部が総入れ替えになり、2013年11月30日発売の2014年1・2月合併号にて休刊。
その後、別の出版社から今年6月26日に「パソコンパラダイス復活号」が発売されました。

休刊から復刊するという珍しいケースの雑誌です。
一応季刊で発行するとのことですが、ムック本の扱いなのである程度時間の経った今でも購入できます。

2015年6月に発行されたVol5を最後に発行を停止しているので、実質休刊と見て良いでしょう。

DENGEKI HIME

「DENGEKI HIME」(でんげき ひめ)は1997年に「電撃王」の増刊として「電撃姫」が発刊されました。
2001年には独立創刊して月刊化。

表記が「電撃姫」や「電撃HIME」だったりと頻繁に変わります。

ゲームのコミカライズを中心に掲載しているのが特徴。
正直、存在感は薄いです。

2014年の年度中に休刊。

PC Angel neo

1992年10月から20年近く刊行されていましたが2012年3月に休刊になりました。
発行はGMSパブリッシング、発売はケーズパブリッシング。

創刊当初からエロゲー専門誌として創刊され、エロゲーの攻略記事を中心に展開していました。
派生誌に同人ゲームなどインディーズゲームを制作しているサークルを特集する「PC Angel neo インディーズ」も発行していました。

2010年11月号には、「Chu×Chuアイドる2 -melodies×memories-」の縞パンを付録にしたことで話題になりました。
2011年2月号には、PC Angel neoとエロゲブランド「クロシェット」の「カミカゼ☆エクスプローラ―!」のコラボ企画として、香り付きパンツが付録になり、これも話題になりました。

2012年2月号にも「学☆王 -THE ROYAL SEVEN STARS-」とコラボしたパンツが付録として登場しました。
しかも、わざわざ下着メーカーと協議して、”香るビーズ”とパンツをドライヤー等で一緒に温めると香りがパンツに染み渡って、ホカホカ香るパンツが完成するという代物。(繰り返し使用可)

と、エロゲー雑誌界の伝説に残る雑誌でしたが、残念ながらご臨終に…。

PUSH!!

「PUSH!! 」 (プッシュ) は前身となる1993年に創刊された「ファンタジェンヌ」が2000年4月号で休刊。
9か月後の12月26日に版形を変えて「PUSH!!」にリニューアル。

2007年3月には発行元が「晋遊舎」から「マックス」に変更。

TGと同じように、毎号、DVD-ROMが付録しているのが特徴で、紹介数は少ない代わりに1作品の情報量がかなり多いです。
しかし、2015年9月発売の11月号を以て休刊となりまりました。

「MAX」公式サイト

TECH GIAN

「TECH GIAN」(テックジャイアン以下TG)は1996年9月21日に創刊し、アスぺクトから発行されました。
2003年にエンターーブレインに譲渡。
2013年9月にはエンターブレインとしての販売が終了し、11月号からKADOKAWAからは発行されています。

TG限定の体験版やOPムービー、オリジナルゲームなどが収録されている付録DVD-ROMを目当てに購入している人が多いです。

付録DVDからアクセスする「コミックジャイアン」など付録DVD-ROMを上手く活用しています。

マスコットキャラクターの「ジャイ子」は漫画「ぱにぽに」の作者・氷川へきるがデザイン!
作者がありとあらゆる手抜きを駆使して乗り越えた7年間をまとめた「氷川へきる作品集 TG天使ジャイ子ちゃんDX」も発売中です。

最近のジャイ子はtiwwterで「TG Smart」の紹介をしています。

半年に1度発刊される「TECH GIAN BRILLIANT」(テックジャイアン ブリリアント)では 上半期・下半期に分けて、それまでに発売されたエロゲーをまとめて紹介しています。

下半期版にはエロゲーがまるまる収録されたDVD-ROMが付録になることが多いです。
値段は高めですが大量のOPムービーやCGを収録しているので、エロゲーカタログとして購入されています。

「TECH GIAN」公式サイト

メガストア

「メガストア」は1993年に白夜書房から創刊。
1995年には白夜書房からコアマガジンが分社化されたのと同時に、本誌の発行元も移行しました。

傾向としては、抜きゲーの紹介が多いです。

そして、ロットアップ(製造・販売終了した商品)した旧作エロゲーが丸々1本付いてきます!

ロットアップしたエロゲーの中にはプレミアム価格になってしまっている作品が一部あり、入手困難なもの幾つかあります。
しかし、それすら付録にする太っ腹さにはどこも勝てません。

他にも体験版が収録されていたりと超ボリュームの雑誌。

毎月購入する・しないに関わらず、完全収録される作品だけは毎月チェックすることをオススメします。
通販サイトによってはバックナンバーを取り扱っているところもあるので、気になった作品が収録されていたら探してみると案外見つかります。

「メガストア」公式サイト

BugBug

「BugBug」(バグバグ)は1992年10月3日、前年にアダルトゲームの取り扱いを止めた「テクノポリス」というPCゲーム雑誌の元スタッフが中心となってサン出版より創刊。

当初は一般向けパソコンゲーム雑誌でしたが、売り上げが低調だったためアダルトゲーム専門誌に路線変更。
以降、隔月刊化と月刊化を何度も繰り返し、2014年9月号以降は富士美出版へ移籍。

掲載CGが一番多く、他誌では掲載されていないCGもあったりします。

「BugBug」公式サイト

昔は10万部以上発行されていた

エロゲ業界だけでなくエロゲ雑誌も今では衰退して販売数は大きく減っていますが、以前はエロゲ雑誌は10万部以上発行されていた時代もありました。
spring efemeralさんがまとめている情報によると、「1997-2010 出版指標年報(出版科学研究所発行)」では1984年 PCが一般家庭よりも少し早くオタクの間で普及してきた頃の「パソコンパラダイス」は推定13万部発行しており、他の雑誌でも約6万部発行されるという盛り上がりようでした。

Windows 95が普及した1997になると「E・Login」が10万部で創刊するなどPC市場の普及に合わせてエロゲ雑誌も成長していきました。
その翌年にはWindows 98が登場、2001年なるとWindows XPも登場(その間にi Mac、Windows 2000、Windows Meが登場)し、ネットが当たり前の時代になりました。

2004年頃から全体的にエロゲ雑誌は伸び悩み、徐々に衰退していきます。

現在でもそうですが、最新情報はネットで簡単に探せるので雑誌を購入する機会は大幅に減りました。
エロゲ自体の売上低迷だけでなく、ネットの普及率もエロゲ雑誌の衰退に関係しているのが分かります。

エロゲ雑誌のメリット

先行・独占情報公開

簡単にネットで新情報が探せるとはいえ、雑誌にもメリットがあります。
例えば先行公開情報独占公開情報といった情報公開系のもの。
ネットでは公開されていない情報を公式サイトやネットより早く見ることができます。

最近では紙面の写真を読者が写真撮影やスキャン等を行ない、許諾なくネットに公開することが増えていますが、本来は著作権、肖像権等を侵害するもので刑事罰が科される可能性が高い行為です。
注意しましょう。

インタビュー

エロゲーの開発者・関係者へのインタビューが読めるのもエロゲ雑誌のメリットと言えます。
ものとしては先行・独占情報の公開系になりますが、開発秘話など貴重な話を読むことができ、その作品に対して愛着のようなものを感じられます。

付録

雑誌において最大の強みが付録です。
ネットではテキストや画像・動画といった視覚的な満足感が得られますが、所有欲は満たせません。

グッズやゲームそのものが付録になると手元に置くことができるのは大きいです。
出版社は予算の中で魅力的な付録を用意する必要がありますが、読者を増やすことができる可能性が高いので、気合の入った付録が期待できます。

人によっては付録は邪魔になるだけと思う人もいるでしょうが、そういう人はネットでの情報収集で満足するのが大半なので切り捨てて問題無いでしょう。

購入するには?

エロゲー雑誌を購入するにはアダルトコミックなどを販売している書店で購入できます。
最近では通販サイトでも購入できますし、電子書籍版を販売しているところもあるので、結構手軽に購入できます。

資料用に古いものが購入したい場合はオークションや古本屋を漁ってみるしかありません。

インターネット上のデータをアーカイブしているInternet Archive「Wayback Machine」では、古いBugBugがいつくかあり、閲覧することができます。

まとめ

他にもあったような気がしますが、エロゲー業界縮小、相次ぐ休刊・廃刊でエロゲー雑誌も大手以外では生き残るのは厳しい時代になっています。
結局残ったのはメガストア、TECH GIAN、BugBugの3誌のみ。

コストパフォーマンスでは「メガストア」がオススメですが、たまに色んな意味でとんでもない作品を収録してくるので注意が必要です。

あとは全体的にボリュームのある「TECH GIAN」もオススメです。
BugBugは動画による特集や特別企画を収録したDVDのボリュームが多く、PC環境が無くてもTVで楽しめるものになっています。

今はネットでほとんどの情報が手に入る時代なのでエロゲー雑誌に限らず、出版社はどこも苦戦しているみたいですね。
それ故に、各誌は付録にも気合を入れて雑誌を発売をしています。

情報すら消耗品扱いの今だからこそ、雑誌でしかできないことをどんどんして欲しいものです。

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